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秋分の日の海明寺

先日から私にメールを書くと返事が来ることに気がつき無数にメールをよこすように。。。そんなによめねーし!
内容は大体その日のご飯のおかずです。
病院のご飯は美味しいそうでいつも自慢しています。
「お魚蒸してあんかけにしたやつが美味しくって、今日のは特に美味しいな、っておもって肉っぽくて美味しいなって思っていたら酢豚だった」。。。肉じゃん。ちがうじゃ・・・・

あとおやつをねだってます。

最近は「塗り絵したらあげる」とか「クロスワードといたらモナ王半分」とかご褒美作戦でリハビリさせてます。
すごくがんばる。。。ご飯の力ってすごいな。

最近の話し合いでそろそろケアマネージャさんが担当につく予定です。ちょっと特殊なうちの事情をよくわかってもらわないと、、、、、ふうふう。

ありがたいぬりえのお知らせ

海明寺の左側の反側空間無視は入院時(半分が見えなかった)に比べるとずいぶんよいのですがそれでも1/3は見えていないよう。

私が進めて一緒にぬりえをしてみるとほらー左側ぬれてないよ」などと確認ができるのでリハビリに本当にいいみたいです。

2.jpg

このふくろうは「はい左側塗って」と左のふくろうをぬらせて。おなかの模様が右だけしか塗られていないのではじまであるよと促し、左足も塗ろうね。と促し。

塗れたものをおいて帰ったらなんだか歌を歌わされています。なんだろう、、、w

お友達というにはありがたい尊敬する絵描きの皆様が海明寺がすきそうな絵を描いて塗り絵にしてくれるとのありがたいお話。どんどん進んでものすごいメンバーで薄い本になりそうです。
冬のコミケ発行かな?詳しく決まり次第又アップしますね。


9月12日の海明寺

私が体調を崩してしまってあんまりお見舞いにいけなかったり。。。。

マスクしてお見舞いに行ったら看護士さん捕まえて「にょーぼが風邪をひいたみたいなんで体温測ってあげてください」と言い出して。
看護士さんは笑って体温計出してくれました(平熱でした)

看護士さんに「奥さんの体心配よね」といわれて「しんぱいです」といっていました。

携帯のメールをたくさんくれるようになりました。誤字は少しづつへっています。
最近最中アイスに凝っていて毎日「モナ王かってきてー」「モナ王ー」とうるさいです。
食べ過ぎると病院におこられちゃいますよ!

最近の海明寺

書きそびれちゃってましたが、園田健一さん主催の夏コミ打ち上げに、ワタクシ参加させていただきまして、たくさんの方に温かいお言葉と同人誌とw海明寺用のメッセージといただきまして感謝感激です。本人も「うれしいよー」といっております。超豪華メンバーで、、、、ありがとうございます!

そういえば左半分が見えない海明寺のリハビリ用にぬりえを作ってくださる企画が動き始めているようで、これまたありがたいです。(もったいないお話で。。。。うううう)もともとマニュアル用のイラストとかも書いていた人(部屋の整理をしていて「こんな古いパソコンの本要らないよなー」と捨てようとすると本人のイラストだったりする)
manyuarubon.jpg
なんでやっつけ仕事のクイズの絵とかが気になってしまうらしいのです。

間違え探しもやっているんですが自分の絵なら文句ないだろうと私が作ってみたり。
右側フォートランを探せ
これは反転されている右向きのフォートランを探すもの。

よい感じに動くといいなー。

なんとなく思ったこと

海明寺が倒れたとき収入の9割はマンガ以外の仕事で(警備員)得ていました。

手元に2000年末発行の私の同人誌があるんですが「12月に98ページ仕上げた」とあっていまさらながらびっくりしました。(あ、もちろんもっと描いてらっしゃる方は山ほどいるのは承知ですが、せんせいは基本月間1本くらいの感じだったもので)

コミックフラミンゴの読者の方はご存知だと思いますが特殊な世界のエロチシズムを描きたい人だったので依頼を受けて実録事件をマンガにするとかテーマに沿ったキャラクターをマンガにするとかは得意ではなかったんだよな、と手伝い当初から思っていて特に編集側から「本番必須」をいわれたりするとかまり困っていたような記憶があります。

長らくプロ活動をしているのでそれなりのそれ相応のマンガは描いていたんですがその手の仕事が(出版社倒産によって)なくなったとき、ちょっとほっとしていたような気がします。燃え尽きちゃった感じがしていました。

部屋を掃除していると2000年代に出した同人誌が出てきました(結構忘れていました)CD-ROMやイラスト絵本や。その中に何度も「これからは好きなものだけ描いていきたい」と描いてあって、痛めつけられちゃったんだなあと(私のせいかもしれませんが)思います。

FANディングが始まる前「海明寺は今マンガを描いているのか」という質問をいくつか目にして
赤松健先生は「かつて書いていた作品に対するFANディングなので今は関係ない」(大意。違っているかもしれませんが)とおっしゃっていましたがやっぱり自分が助けた、助けようとした人間が「今漫画家」なのか「今警備員」なのかは気になるだろうなと思います。
ただの警備員なんか助けてもいいことないもんねー。

倒れてからの海明寺は病院では漫画家であるとはなし、(妻はアシスタントです、といっていたようです)漫画家として扱われています。半身不随ですから警備の仕事はもちろんクビです。
細くて体力のない彼の独自の記憶力と努力でかなり優秀な警備員(だったそうです。隊長から伺いました)として活動することはできなくなってしまいました。

眼の不自由さと知力の曖昧さとで創作はなかなかきついようですが今になって「自分は漫画家」といってくれるのは私にとってはうれしいことです。

今日は脚用の装具ができてきたようです。これでずいぶん足に力が入るんだとか。明日見るのを楽しみにしています。

コミティア106

サークルカットのコピー
申し込みました♪がんばって新刊出したいです。本人の日記も出せるかなあ。。。うかるといいけど。

うどん会さんとお隣にしてもらいましたよ。
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プロフィール

小杉あや

Author:小杉あや
80年代半ばに(エロ)マンガ業界の片隅に入り、タニシのように生息。

思い出したようにまんがのことを語ったり、お花をいけたり(正業は花屋)しています。

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